塗料選びは目的や予算にあわせて選ぶ

塗料選びは目的や予算にあわせて選ぶ

外壁塗装で使用される塗料には、たくさんの種類があってよくわからないという方も多いでしょう。
塗料選びには抑えるべきポイントがあります。

塗料選びで重視するべきポイント
  1. 予算
  2. 色・艶
  3. 機能性
  4. メンテナンスサイクル

それぞれ詳しく解説していきます。

目次

塗料選びで重視するべきポイント

ここでは、塗料選びで重視するべきポイントを4つ紹介していきます。

1.予算

塗料は、機能性の違いで費用が大きく異なります。
とはいえ相場が分からないという方も多いでしょう。

スクロールできます
塗料名1m2あたり20坪30坪40坪50坪60坪
アクリル塗料1,000~1,500円8〜12万円12〜18万円16〜24万円20〜30万円24〜36万円
ウレタン塗料1,800~2,500円14〜20万円21〜30万円28〜40万円36〜50万円43〜60万円
シリコン塗料2,500~3,500円20〜28万円30〜42万円40〜56万円50〜70万円60〜84万円
ラジカル制御型
ハイブリッド塗料
3,000~4,000円24〜32万円36〜48万円48〜64万円60〜80万円72〜96万円
アクリル100%塗料3,800~4,500円30〜36万円45〜54万円60〜72万円76〜90万円91〜108万円
ナノテクノロジー塗料2,500~5,500円20〜44万円30〜66万円40〜88万円50〜110万円60〜132万円
フッ素塗料3,000~5,000円24〜40万円36〜60万円48〜80万円60〜100万円72〜120万円
無機系
ハイブリッド
4,000~5,500円32〜44万円48〜66万円64〜88万円80〜110万円96〜132万円

塗料だけでも、このくらいの金額がかかります。
塗料の費用は全体の20%程度とされているため、足場代や人件費なども含めると、上記の5倍ほどの金額になります。

相場が分からず予算が決められないという方は、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
この時、同じ塗料で見積もりを出してもらうことで、相場を把握しやすくなります。

2.色・艶

塗料の色や艶も、重要なポイントです。

艶なしが選べないものや色味によっては、商品がないものもあります。
「この色にしたい!」という色が決まっている場合には、その色が再現可能かどうかを確認しておきましょう。

特に、艶は同じ色でも印象をガラッと変えるため、見本があれば確認させてもらうと安心です。

3.機能性

塗料には外壁を保護し色をつけるだけでなく、遮熱・断熱機能や汚れを落ちやすくする機能など、たくさんの種類があります。

たとえば、夏に暑くて冬は寒い家の場合は、断熱性能がある塗料を選ぶことで、室内の気温の変化を緩やかにしてくれます。
暖房や冷房を使用する機会が減り、電気代の節約効果も期待できますよ。

塗料でできることはたくさんあるので、まずはどのような機能が期待できるのか、業者に確認してみるのがおすすめです。

4.メンテナンスサイクル

塗料によって、耐用年数は大きく異なります。
耐用年数が短いと、短い周期でメンテナンスが必要になりますが、費用は安価なものが多いです。

スクロールできます
塗料名1m2あたりの価格耐用年数
アクリル塗料1,000~1,500円5~8年程度
ウレタン塗料1,800~2,500円7~10年程度
シリコン塗料2,500~3,500円10~13年程度
ラジカル制御型
ハイブリッド塗料
3,000~4,000円12~15年程度
アクリル100%塗料3,800~4,500円13~15年超
ナノテクノロジー塗料2,500~5,500円12~15年程度
フッ素塗料3,000~5,000円13~15年超
無機系
ハイブリッド
4,000~5,500円15~20年超

耐用年数が長くなればなるほど、費用も高くなる傾向があります。
予算と相談し、納得できる塗料を選ぶのがポイントです。

記事制作者

フドナビ 外壁塗装

外壁塗装ナビ 編集部

外壁塗装ナビは、「株式会社 誠進堂」監修のもと、不動産総合メディア「フドナビ外壁塗装」の運営会社であるリードクリエーション株式会社が記事を制作しています。外壁塗装の基礎知識から、適切な塗料の選び方、塗装の手順、施工業者の選び方、メンテナンス方法など、外壁塗装に関するあらゆる情報を網羅的に解説しています。「ユーザーファースト」そして「正確性・真実性」を重視したコンテンツをお届けします。

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