延べ床面積が50坪(約165平方メートル)の建物を外壁塗装する際の相場は、約110万円から190万円です。
| 坪数 | 塗装面積 | 相場費用 |
|---|---|---|
| 50坪 | 約165㎡ | 110万円〜190万円 |
50坪の建物の外壁塗装にかかる費用相場と内訳の一覧表です。
費用は最低額と最高額の範囲で示されています。
この表は、50坪の建物に対して一般的な外壁塗装作業に必要な費用の範囲を示しています。
実際の費用は、選択する材料、作業の複雑さ、およびサービス提供者によって異なる場合があります。
外壁塗装工事には多額の費用がかかるため、「依頼すると具体的にどれくらいの費用がかかるのか」や「どのような費用項目があるのか」が気になる方も多いと思います。
50坪の外壁塗装にかかる費用相場は、約110〜190万円ほどです。
この記事では、50坪の外壁塗装における費用の相場やその内訳、計算方法、そして相場価格で塗装を行うために押さえておきたいポイントを詳しくご紹介します。
外壁塗装をする際に、ぜひ参考にしてみてくださいね!
50坪の外壁塗装にかかる費用相場は約110〜190万円
延べ床面積が50坪(約198平方メートル)の建物を外壁塗装する際の相場は、約110〜190万円です。
外壁塗装と一緒に屋根塗装を行う場合、相場は「外壁塗装費用+20〜30万円」となり、全体では130万円〜220万円ほどかかります。
なお、外壁塗装の見積書には、「㎡単位」で塗装面積が記載されます。
坪数から塗装面積(㎡)に直す計算式を下記に記しておきますので、見積もりを依頼する際にお役立てください。
延坪数×3.3(1坪=3.3㎡)×1.2(外壁の面積を計算する際の係数)=外壁の面積(㎡)
外壁塗装の費用は、実際に塗装する面積や塗料の種類、外壁の状態などによって大きく左右されます。
実際にかかる費用を正確に把握したい場合は、相見積もりや一括見積もりサービスを使用するのがおすすめですよ。
また、坪数の近い40坪・60坪の費用相場は、こちらの記事で詳しく解説しています。
合わせてチェックしてみてくださいね!


50坪の外壁塗装にかかる費用内訳

50坪の建物の外壁塗装にかかる費用相場と内訳について解説していきます。
外壁塗装にかかる費用の内訳は、塗料などの材料費・足場代・人件費・交通費などのその他費用から構成されています。
50坪で工事を行う場合の実際の費用を、以下の表にまとめました。
| 作業内容 | 塗装費用 | 50坪にかかる費用 |
|---|---|---|
| 足場 | 800~1,200円/㎡ | 220,000円〜330,000円 |
| 飛散防止ネット | 150~400円/㎡ | 42,000円〜111,000円 |
| 養生 | 200~300円/㎡ | 40,000円〜60,000円 |
| シーリング(打ち替え) | 700〜1,500円/m | 132,000円〜280,000円 |
| 軒天(軒裏) | 800〜1,600円/㎡ | 48,000円〜96,000円 |
| 雨どい | 800〜1,800円/m | 50,625円〜113,750円 |
| 雨戸 | 2,000〜4,000円/枚 | 12,500円〜25,000円 |
| 廃棄物処理 | 10,000〜30,000円/式 | 10,000円〜30,000円 |
| 運搬・交通費 | 10,000〜30,000円/式 | 10,000円〜30,000円 |
| 下地処理 | 300〜2,500円/㎡ | 56,250円〜468,750円 |
| 高圧洗浄 | 250円〜450円/㎡ | 46,875円〜82,500円 |
見積もりを依頼した際に、「何にどれだけの費用がかかっているのか」を確認することで、適正な価格かどうかを確認することができます。
内訳の割合は業者によって多少異なることがあるため、気になる点があれば直接問い合わせると良いでしょう。
塗料種類別!50坪の外壁塗装費用相場

外壁塗装費用は、塗料によって大きく変わります。
一般住宅で用いられる塗料の種類ごとに、50坪で外壁塗装をした際の費用相場を表にまとめました。
| 塗料名 | 50坪の価格 | 耐用年数 | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|
| アクリル塗料 | 20~30万円 | 5~8年程度 | ・低価格だが発色がいい ・弾性のものはクラックに対して追従性がある | ・頻繁な頻度で塗り替えが必要 ・外壁材には向いていない |
| ウレタン塗料 | 36~50万円 | 7~10年程度 | ・汎用性が高く価格も安め | ・シリコン塗料との価格差があまりなくなった |
| シリコン塗料 | 50~70万円 | 10~13年程度 | ・数多くの製品が存在し選択肢が多い | ・性能はほぼ値段に相当する ・安いものから高いものまである |
| ラジカル制御型 ハイブリッド塗料 | 60~80万円 | 12~15年程度 | ・シリコンよりも耐用年数が長い ・費用対効果も高い ・底汚染機能あり | ・科学技術満載で性能を理解しづらい |
| アクリル100%塗料 | 75~89万円 | 13~15年超 | ・クラックへの追従性が高い | ・輸入品 ・経年の経過を見てから判断しなければならない |
| ナノテクノロジー塗料 | 50~109万円 | 12~15年程度 | ・降雨で汚れを洗い流せる ・シリコンのものの値段が安い | ・艶なししか選べない ・彩度が低い色しかない ・製造しているメーカーが限られる |
| フッ素塗料 | 59~99万円 | 13~15年超 | ・公共の建物にも多く施工 ・汚れにくく耐用年数を長くするオプションあり | ・同価格帯でさらに耐用年数が長い塗料がある |
| 無機系 ハイブリッド | 79~109万円 | 15~20年超 | ・耐用年数が長い ・国土交通省の新技術情報提供システムに登録 | ・他の部分とのメンテナンスサイクルが合わない |
外壁塗装の費用は、使用する塗料のグレードが上がるにつれて高くなります。
しかし、グレードの高い塗料は耐用年数が長く、メンテナンスの頻度が減るため、長期的に見るとトータルコストを抑えられるメリットもあるでしょう。

このように、メンテナンス回数が減ることで、工事費や足場代が節約できます。
地域の気候や外壁の状態や特性によっても、向いている塗料が変わってくるため、業者に相談し塗料別に複数見積もりを出してもらうのもおすすめですよ。
外壁塗装の費用に差が出る10の理由

同じ50坪の住宅であっても、外壁塗装の費用相場は約110〜190万円と大きく変動することがわかります。
この差はどこから生まれるのでしょうか。
ここでは、外壁塗装の費用は家ごとに異なる理由はこちら。
- 塗料の種類が異なる
- 2色以上の塗料を使う
- 建物の階数が多い
- 外壁の状態が良くない
- 建物によって塗装面積が異なる
- 繁忙期である春・秋の塗装
- 足場の組み立て方法
- 中間マージンの発生
- 施工期間が長くなる
- 塗装業者との相性が良くない
塗料の種類が異なる
塗料のグレードによって、塗装費用は大きく変動します。
グレードごとの相場と耐用年数の目安は、以下の通りです。
| 塗料名 | 1m2あたりの価格 | 耐用年数 |
|---|---|---|
| アクリル塗料 | 1,000~1,500円 | 5~8年程度 |
| ウレタン塗料 | 1,800~2,500円 | 7~10年程度 |
| シリコン塗料 | 2,500~3,500円 | 10~13年程度 |
| ラジカル制御型ハイブリッド塗料 | 3,000~4,000円 | 12~15年程度 |
| アクリル100%塗料 | 3,800~4,500円 | 13~15年超 |
| ナノテクノロジー塗料 | 2,500~5,500円 | 12~15年程度 |
| フッ素塗料 | 3,000~5,000円 | 13~15年超 |
| 無機系ハイブリッド | 4,000~5,500円 | 15~20年超 |
塗料の耐用年数はグレードによって大きく異なるため、長持ちする塗料を選ぶと費用も上がります。
塗料の機能や寿命はさまざまなので、家にあったものやニーズに合わせて選ぶことが重要です。
2色以上の塗料を使う
バイカラー・ツートンカラーの塗装は人気がありますが、2色以上の塗料を使用する場合、追加費用がかかることがあります。
色数が増えると費用が上がる理由の一つは、塗料が量り売りではなく、基本的に「缶単位」で仕入れるためです。
色が増えるほど、発注する缶の数も増えることになります。
さらに、色の境目を丁寧に塗り分けるための作業が必要となり、その分手間もかかるため、2色目以降に追加料金を設定している業者が多いです。
また、1色のみの塗装でも、カタログの標準色以外を希望する場合は「調色」と呼ばれる作業が必要となり、これにも追加費用が発生することがあります。
建物の階数が多い
同じ50坪でも、1階建てと2階建てでは塗装する面積が異なります。
建物の階数ごとの塗装面積と費用はこちら。
| 建物の階数 | 塗装面積 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 1階建て | 198㎡~ | 110万円〜 |
| 2階建て | 250㎡~ | 180万円〜 |
塗装面積が増えると、使用する塗料の量が増え、材料費も多くなります。
さらに、階数が増えるほど足場も高く設置する必要があるため、足場代も高くなると覚えておきましょう。
外壁の状態が良くない
外壁は常に風や雨、紫外線にさらされているため、築年数が経つにつれ外壁も劣化が進んでいきます。
ひび割れや欠けがあれば下地の補修が必要ですし、屋根やベランダ、雨どいなどの付帯部分の修繕も必要になることがあります。
そのため、築年数によって以下のように修繕費用が変わっていきます。
50坪の築年数ごとの修繕費用目安はこちらです。
- 築10年:外壁・一部の付帯部分の修繕 80万円~
- 築20年:外壁・屋根・ベランダ・一部の付帯部分の修繕 90万円~
- 築30年:外壁・屋根・ベランダ・広範囲の付帯部分の修繕 110万円~
- 築40年:外壁・屋根・ベランダ・全付帯部分の修繕 120万円~
※これらはあくまで目安であり、建物の素材や環境によって劣化の進行状況は異なることがあります。
また、塗装費用はその土地の環境にも影響を受けます。土地の気候や周辺環境によって、推奨される塗料が変わるためです。
例えば、暑い地域では「遮熱塗料」を使うことで快適さが向上しますし、海が近い場所では塩害に強い塗料の方が建物が長持ちします。
このように、建物が立地する環境に応じて、選ぶ塗料や工事費用も変動します。
建物によって塗装面積が異なる
同じ坪数や階数であっても、建物の仕様によって塗装面積は変わってきます。
例えば、以下の要素が影響します。
- 建物の形状
- デザインやスタイル
- 間取り
- 窓の数や大きさ
- 付帯物の数(雨どいやシャッターボックスなど)
そのため、同じ坪数・階数の建物でも、住宅ごとに塗装費用は異なる場合があります。
春・秋の塗装
外壁塗装工事は、塗料が乾きやすい春や秋が繁忙期で、夏や冬は閑散期となります。
そのため、繁忙期には通常より高めの料金を設定する業者が多い一方、閑散期には割引をして仕事を請け負う場合があります。
もちろん、時期に関係なく通年同じ料金で対応する業者もありますが、工事費用が時期によって変動する可能性があることは頭に入れておくと良いでしょう。
足場の組み立て方法
スムーズに塗装工事を進めるためには、外壁から少し離れた位置に足場を組み立てる必要があります。
外壁から離れるほど足場の面積(足場架面積)が広がり、それに伴って必要な材料や設置作業が増えるため、費用も上がっていきます。
外壁から建物の塀までの距離が短い場合、隣の敷地に踏み込んで足場を立てる必要があることも。
その場合は外壁からの距離が長くなるため、足場代が高くなる原因になります。
足場代は外壁塗装費用の約20%を占めるため、「足場無料!」をうたう業者には注意が必要です。
こういった業者は、足場代を無料にしても利益が出るよう、他の項目に費用を上乗せして請求したり、工事の質が低くなる可能性があります。

中間マージンの発生
外壁塗装は、分業で行われることが一般的です。
例えば、
足場設置はA社→下地補修はB社→塗装作業はC社
といった具合に、複数の業者が連携して進める場合もあります。
関わる会社が増えると、それだけ作業に携わる人も増え中間マージンが発生するため、結果として費用が高くなることがあります。
外壁塗装を手がける企業は、主に以下の3つに分類されます。
- 大手の工務店
- 大手の塗装専門会社
- 地域に根ざした塗装業者
大手工務店や大手塗装会社は、しばしば下請けや孫請けの業者に施工を依頼するため、その分の仲介手数料が上乗せされることがあります。
このため、同じ工事内容を依頼しても、地元密着型の塗装業者が自社の職人で行う場合に比べて、料金が高くなることが多いので注意が必要です。
施工期間が長くなる
外壁塗装の作業では、天候や気温、湿度などの影響で作業が進められないことがあります。
そのため、工期が少し延びることは、ある程度やむを得ない場合もあります。
しかし、台風が続けて襲来したり、長雨が続いたりするなどの予期しない自然災害が原因で、工事が大幅に遅れることもあります。
持ち家の修理作業の場合、工事の遅れによる損失はそれほど大きくないですが、賃貸物件や売却予定の物件では、金銭的な損害が生じることも。
実際、契約書に「遅延損害金」に関する条項があると、正当な理由なしに工事が遅れた場合には、業者に対して損害金を請求することが可能です。一方、遅延損害金に関する条項がない場合、施主側が損害額を証明し、主張しなければなりません。
契約書の内容によっては、トラブルが発生した際の対応が大きく異なるため、契約前にしっかりと内容を確認することが重要です。
塗装業者との相性が良くない
塗装業者との相性によって、費用が変動することがあります。
たとえば、できるだけコストを抑えたいと考えているのに、品質を重視する業者に依頼すると、打ち合わせで意向がうまく伝わらない可能性があります。
さらに、担当者とのコミュニケーションが噛み合わないことも考えられます。
このように、相性の良くない業者を選んでしまうと、望んでいない工事を提案されたり、意向がきちんと伝わらず、結果的に余分な費用が発生することもあり得ます。
業者によって得意とする工事や、重視するポイントは異なります。
そのため、無理に工事を進めようとはせず、複数の業者に相談してみるのがおすすめです。
外壁塗装費用の計算方法

塗装業者からの見積もりが適正かどうかを確認するためには、相見積もりを取ることも重要ですが、自分自身で外壁塗装の費用を計算するのも有効です。
ここでは、外壁塗装の費用を求めるための計算方法を見ていきましょう。
塗装面積の計算方法
外壁塗装の費用を計算するには、まず外壁の面積を求める必要があります。
一般的には、住宅の延床面積の1.2倍が外壁面積とされています。
外壁面積 = 延べ床面積(坪数×3.3m2) × 1.2
たとえば、50坪の住宅の場合、以下のように計算します。
「165m2(50坪×3.3m2) × 1.2 = 外壁面積 198m2」
2階建てで合わせて100坪の場合は、以下のように計算します。
「330m2(100坪×3.3m2) × 1.2 = 外壁面積 396m2」
ただし、実際の外壁面積は窓の大きさや建物の形状によって異なるため、あくまで目安として考えてください。
塗装業者との打ち合わせ時には、窓や出入口などの開口部を除いた面積を算出してもらうようにしましょう。
足場面積の計算方法
次に、外壁塗装に必要な足場面積の計算を行います。
足場は外壁にぴったり設置すると、傷がついたり塗装できない部分が出てきたりするため、少し余裕を持って設定する必要があります。
足場面積 = 外壁面積 × 1.3
たとえば、外壁面積が198m²の場合は、、以下のように計算します。
「198m2 × 1.3 = 足場面積 257m2」
足場の単価は800~1,200円/m²、飛散防止ネットは150~400円/m²が相場なので、50坪の住宅では足場代は25万円~41万円程度になると考えられます。
塗料使用量の算出方法
塗料の塗布量は製品によって決まっています。
塗料の性能を最大限に引き出すためには、メーカーが推奨する塗布量を守ることが大切です。
外壁面積と塗布量がわかれば、塗料代を求めることができます。
塗料代金は以下の手順で計算します。
①:必要な塗布量 = 外壁面積 × 塗料メーカー規定の塗布量(㎏/m2もしくはm2/ℓ)
②:必要な塗料缶数 = 必要な塗布 ÷ 塗料1缶分の量(㎏もしくはℓ)
③:塗料代金 = 必要な塗料缶 × 1缶あたりの値段
例として、外壁面積198m²、塗布量0.25/m²、1缶15㎏、塗料1缶の価格が2万円の場合は、
①「外壁面積 198m2 × 塗料メーカー規定の塗布量 0.25/m2 = 必要な塗布量 49.5㎏」
②「49.5㎏ ÷ 塗料1缶分の量 15㎏ = 必要な塗料缶 3.3缶(=4缶)」
③「4缶 × 1缶あたりの値段2万円 = 8万円」
ただし、これは1回分の塗料代金であり、外壁塗装は基本的に下塗り・中塗り・上塗りの3回行うため、中塗り・上塗り分の塗料代金は24万円になります。
一般的には、下塗り材と中塗り・上塗り材は異なるため、正確な塗料代金を求めるには下塗り材にかかる費用も別途計算する必要があります。
外壁塗装費用の計算方法
外壁塗装工事には、塗料以外にもさまざまな項目の費用が発生します。
以下は主な項目とその費用相場です。
| 作業内容 | 塗装費用 |
|---|---|
| 足場 | 800~1,200円/㎡ |
| 飛散防止ネット | 150~400円/㎡ |
| 養生 | 200~300円/㎡ |
| シーリング(打ち替え) | 700〜1,500円/m |
| 軒天(軒裏) | 800〜1,600円/㎡ |
| 雨どい | 800〜1,800円/m |
| 雨戸 | 2,000〜4,000円/枚 |
| 廃棄物処理 | 10,000〜30,000円/式 |
| 運搬・交通費 | 10,000〜30,000円/式 |
| 下地処理 | 300〜2,500円/㎡ |
| 高圧洗浄 | 250円〜450円/㎡ |
これらの表を参考にして、以下の式を使って費用を計算しましょう。
かかる費用 = 単価 × 数量
各項目の相場を把握しておくことで、料金に関するトラブルをある程度避けることができます。
50坪の建物を塗装費用を抑える4つのポイント

外壁塗装工事を適正価格で行うには、いくつかの重要なポイントがあります。
具体的にどのような点に注意すればよいのでしょうか?
さっそくみていきましょう!
優良業者を選択する
相場価格での塗装を実現するためには、まず自分に合った業者を選ぶことが重要です。
外壁塗装は手抜き工事が行われやすい分野であり、高額な費用を請求されたにもかかわらず、質の低い工事が行われるリスクがあります。
手抜き工事が行われると、メンテナンスの頻度が増え、さらなる費用が発生する可能性があります。
これを防ぐためには、以下のポイントを満たす業者を選びましょう。
- 提示された工事期間が適正:後期は1週間から2週間
- クーリングオフやキャンセルポリシーについての説明がある
- 保証やアフターサービスが充実している
- 費用が相場から大きく逸脱していないか
- 口コミ・評価がいい
- こちらの要望や悩みを真摯に聞いてくれる
- 塗料や工法のメリット・デメリットを丁寧に説明してくれる
営業を受けた際や業者探しの際には、ぜひ参考にしてくださいね。
参考価格は参考程度に
外壁塗装業者のサイトには、「50坪の外壁塗装が80万円〜」という参考価格が示されていることがあります。
実際には、塗装面積は建物によって異なりますし、使用する塗料によっても費用は大きく変わります。
また、受注後に「○○が悪化しているため修理が必要」と追加費用を請求されることや、質の低い塗料を使われることもあるため、参考価格はあくまで目安として扱い、現地調査を経て詳細な見積もりを出してもらうことが重要です。
相見積もりをする
塗料の価格や人件費は業者によって異なるため、相場で工事を行うには、複数の業者から見積もりを取得することが大切です。
相見積もりを取ることで、相場から大きく外れた費用を請求されるリスクが減り、業者の対応を比較することも可能です。
多くの業者に依頼すると手間がかかるため、3社程度を目安に相見積もりをお願いすると良いでしょう。
安すぎる提案には注意する
一般的に、50坪の外壁塗装工事には110万円〜190万円、屋根の塗装も同時に行う場合は130万円〜220万円程度の費用がかかります。
異常に安い価格を提示する業者には注意が必要です。
塗装工事には塗料代や人件費、足場代など多くのコストがかかるため、非常に低価格で工事を請け負う場合、どこかの費用を削減しなければ採算が取れません。
たとえば、「塗装回数を減らす」「低品質の塗料を使用する」「契約後に追加費用を請求する」などが考えられます。
また、キャンペーン価格として大幅な値引きを提示し、他の費用に上乗せする場合もあるため、極端に安い工事には手を出さないようにしましょう。
適正価格かどうかを正しく判断するためには、相場感を理解しておく必要があります。
外壁塗装工事の支払い方法3つ

外壁塗装の支払い方法には、主に現金・クレジットカード・ローンの3つがあります。
自分に合った支払い方法を選びましょう。
現金での支払い
現金の支払いタイミングは業者によって異なり、以下のパターンがあります。
- 工事前に全額支払い
- 工事前に一部、完了後に残額を支払う
- 工事完了後に全額支払い
特に注意が必要なのは「工事前の全額支払い」です。
支払い後に工事が始まらなかったり、連絡が取れなくなるトラブルが起こることがあります。
見積もり時に支払い方法とタイミングを確認し、全額前払いを求められたら業者の信頼性を再確認しましょう。
クレジットカードでの支払い
クレジットカードの利用は簡単で、ポイントも貯まりやすいメリットがあります。
ただし、カードの限度額によっては一括払いが難しいことがあるため、事前にカード会社に確認し、限度額の引き上げなどの対応をしておくと良いでしょう。
また、クレジットカード会社のポイントが貯まるのはメリットと言えますが、外壁塗装業者の割引が適応にならない場合も。
他の支払い方法で割引が発生するかどうかは、事前に確認しておくと安心です。
ローンでの支払い
すぐに大きな金額を用意するのが難しい場合、ローンの利用を検討するのも一つの方法です。
外壁塗装に使えるローンの種類は、以下です。
| ローンの種類 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 民間融資 | ・低金利で長期間にわたる融資が可能 | ・審査条件が厳しい ・施工金額の8割程度までしか借りられない |
| 民間融資 | ・審査条件がゆるやか ・施工料金の全額借りられる | ・金利は高め |
| 無担保ローン | ・担保を要求されないため手続きが簡単 | ・高金利 ・融資額が少ない |
| 有担保ローン | ・低金利 ・融資額も高い | ・手続きが煩雑で審査に時間がかかる ・保証料や手数料などの費用が発生 |
また、住宅ローンを利用している場合、金利優遇を受けられることがありますので、まずは金融機関に相談してみましょう。
ローンのメリットやデメリットについては、別の記事で詳しく紹介していますので参考にしてください。

外壁塗装おすすめのタイミングは?

外壁は紫外線や風雨に常にさらされているため、建物の中でも劣化しやすい部分です。
劣化を放置すると建物の強度が低下し、最終的には建て替えが必要になることも。
そのため、定期的なメンテナンスが必須です。
ここでは、外壁塗装のタイミングや劣化の目安について見ていきましょう。
外壁塗装の目安は10年ごとに
一般的に、外壁塗装のメンテナンスは10年を目安に行うことが推奨されています。
特に、一般住宅で使用されることが多い「窯業系サイディングボード」は主にセメント製で、防水性がありません。
このため、塗装を施すことで防水効果を持たせる必要があります。
しかし、ウレタン塗料やシリコン塗料の耐用年数は通常7〜15年程度です。
経年劣化の進行は立地条件や施工技術によって異なりますが、いずれの住宅でも10年ほど経過すれば、何らかの劣化が見られます。
具体的には、色褪せやヒビ、塗膜の剥がれなどの症状が現れ、防水性が失われている状態になります。
このような状況になると、建物内部に雨水が侵入し、木材の腐食やカビの発生につながります。
したがって、10年を目安に塗り替えを行うことが重要です。
ただし、10年というのはあくまで目安に過ぎません。
場合によっては10年未満でも劣化が見られることがありますので、日常的に外壁の状態を確認し、早めに異常に気付くように心がけましょう。
色褪せが気になり始めたとき
色褪せは塗膜劣化の初期段階であり、外壁が色褪せているからといってすぐに大きな問題が生じるわけではありません。
しかし、外的要因から建物を守る機能が徐々に失われつつあることを示しています。
放置するとさらなる劣化が進むため、色褪せが見られた場合は早急に塗り替えを検討しましょう。
ヒビや塗膜の剥がれが発生しているとき
塗装から約10年が経過すると、ヒビや塗膜の剥がれが見られるようになります。
これらの症状が出ると、雨水が侵入しやすくなり、木材の腐食やカビの発生、さらには雨漏りを引き起こす恐れがあります。
住宅の強度が低下するため、ヒビや剥がれを確認した際は、迅速に塗り替えを行うことが重要です。
シーリングがひび割れているとき
サイディングボードの継ぎ目や窓周りには、防水性や気密性を高めるためにシーリング材が使用されています。
シーリングは経年劣化によりヒビや剥がれが生じることがあり、定期的なメンテナンスが求められます。
シーリングに劣化が見られる場合、防水性が損なわれている可能性が高く、建物内部に雨水が侵入するリスクが増します。
さらに、劣化したシーリングの柔軟性が失われると、建物の揺れを吸収できず、サイディングボードに悪影響を及ぼすことも。
そのため、シーリングに劣化が見られた際は、早急に対処する必要があります。
まとめ
50坪の外壁塗装にかかる費用の相場は110万円から190万円程度ですが、実際の費用は外壁面積や使用する塗料のグレードによって大きく異なります。
そのため、事前に費用の相場を把握し、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
費用や業者の対応を比較し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。



