外壁の色は、住宅の景観を大きく左右する非常に重要な要素です。
外壁の色を変更する際には、再度塗り直す必要があるため、慎重に選ぶ必要があります。
外壁の色を選ぶ際には、「色見本」を使うことが多いでしょう。
ここでは、「色見本」を使って外壁の色を選ぶ時の注意点4つを解説していきます。
- 艶の有無について考慮する
- 面積や光の加減によって見え方が変わる
- 実物が色見本やシミュレーションのイメージと異なることがある
- 試し塗りでテストすることも可能
さっそく詳しく見ていきましょう。
「塗料選定」「色見本の見本」の4つの注意点
「思うような外壁の色にならなかった…」ということにならないように、以下の4つの注意点に気をつけて色を選びましょう。
- 艶の有無について考慮する
- 面積や光の加減によって見え方が変わる
- 実物が色見本やシミュレーションのイメージと異なることがある
- 試し塗りでテストすることも可能
1.艶の有無について考慮する
色だけでなく艶の度合いも、外観の印象を変える重要な要素です。
塗料には、艶ありと艶なしのものがありますが、塗布した直後やコーティング剤を塗布した場合は通常よりも光沢が強くなります。
コーティング剤を塗布する場合には、艶を控えめにしたものを選ぶのがよいでしょう。
艶のある外観が好ましくない場合は、艶なしの塗料も検討しましょう。
ただし、全く艶のない外壁はくすんで見える可能性があるため、注意が必要です。
2.面積や光の加減によって見え方が変わる
面積効果を考慮して塗料を選ぶことで、色選びの失敗を避けることができます。
面積効果とは、明るい色は広い面積で薄く見え、暗い色は広い面積で濃く見える現象です。
明るい色を選ぶ場合は、理想とする色よりも一段階暗い色を選ぶと、イメージ通りの色になります。
逆に、暗い色を希望する場合は、理想とする色よりも一段階明るい色を選ぶと良いでしょう。
もちろん、光の加減で色の印象は変わるため、色見本は室内だけではなく室外でも確認するようにしてくださいね。
3.実物が色見本やシミュレーションのイメージと異なることがある
カラーシミュレーションを利用すると、コンピューターや紙面で家の外観全体がどのように見えるかを確認できます。
このシミュレーションを行うことで、色見本と組み合わせて実際の仕上がりをイメージでき、色の選択に自信が持てるでしょう。
さらに、シミュレーション時には、「重厚な雰囲気を持たせたい」「清々しい印象を与えたい」といった理想的なイメージを言葉で明確にすると、色の選択がスムーズになります。
ただし、シミュレーションはコンピューター上で色を再現し、モニターを介して確認するため実際の仕上がりとは異なる場合も。
そのため、最終的な色の確認には、実際の塗料が塗られた「塗り板」と呼ばれるものを使用することがお勧めです。
4.試し塗りでテストすることも可能
最近では、より大きなサイズの見本板に試し塗りをしてくれる業者も増えています。
面積効果によるイメージの違いや、屋外の光の加減を加味しながらシミュレーションができるため、可能であれば実施してもらうと良いでしょう。
ただし、全ての色で試し塗りが可能とは限らず、在庫がある色についてのみ試し塗りをしてくれることが一般的です。
色の選定が進んだら、業者に在庫の有無や試し塗りの可否、試し塗りに追加料金がかかるかどうかを確認することもおすすめです。
これにより、「思っていたイメージと異なった」「近隣に馴染まなかった」「艶が強すぎた」などの失敗を回避できるでしょう。



